ロードスターのクラッチ関係の部品は、クラッチディスク、パイロットベアリング、クラッチカバー、レリーズベアリングの4部品が10万キロ走行を目処に交換する部品となっております。
その周期より交換時期がはやく訪れるクラッチ関連箇所がロードスターにはあります。
それはクラッチレリーズシリンダーです。
ロードスターのウィークポイントの一つと言っても言い過ぎではないと思いますが、このレリーズシリンダーは10万キロを待たずに、オイル漏れや作動不良をおこしている場合が多々あります。
例えば、弊社がオークションから仕入れた車両の6割以上が、要オーバーホールの状況です。
このクラッチレリーズシリンダーは、ミッションの外側についており、ジャッキアップをしただけでも点検できます。
クラッチペダルの踏力に変化が感じられたり、クラッチが切れる位置に違和感を感じるようであれば、直ぐにでも交換しておいた方が良い箇所です。
ボンネットを開け、クラッチのフルードを確認した際、黒く汚れているようであれば、フルードの交換にとどまらず、マスターシリンダーのO/Hも行ったほうが確実です。
レリーズシリンダーO/Hキット 1,034円
工賃 5,197円
マスターシリンダーO/Hキット 1,936円
工賃 7,810円