ブレーキオーバーホール O/H

ロードスターは「走る」「曲がる」「止まる」がバランスの取れた、本当に楽しい車です。

しかし、この中で「止まる」の部分のブレーキ、特にですがリアキャリパーがとてもデリケートな箇所で、固着などのトラブルがよく起こる箇所です。

ブレーキオーバーホール

リアキャリパーにあるスライディングピンの錆び、また、リアブレーキのピストンの周りの錆びなどで固着が起こることが頻繁にあります。

リアキャリパーに不具合が生じてくると、本来の制動性能からは程遠く、しかも、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)も構造上、利きが悪くなってしまいます。

 

このリアブレーキのピストンや、スライディングピンが完全に錆び付いてしまうと、キャリパーのAssy交換しか方法がなくなり、高額の出費を強いられる状況になります。

ロードスターに限った話ではないですが、ブレーキは重要保安部品でもあり、安全に走行する上で最も重要なパーツとして位置付けられると言っても過言ではありません。

リアキャリパーの話は続きますが、多くの車両に見られることですが、リアのローターとパッドの摺動面が狭いことです。
これを改善するには、なにはともあれ、ピストンとスライディングピンの動きがスムーズになるように、錆びがあれば落とし、そしてグリスアップをして、今より滑らかに正しく動くような作業を施こす事が必要だと考えます。

 

これはスポーツ走行を楽しむ方にはもちろんのこと、ブレーキ関係の整備を行った整備記録がない方々にも強くおススメします。

ブレーキオーバーホール

リアキャリパー中心の話となりましたが、ブレーキオーバーホール施工時は、フロントキャリパーも含め、ブレーキマスターバックのオーバーホールも同時に行うことにより、ブレーキペダルタッチがとても剛性感と安心感のある、しっかりしたブレーキとなります。

 

ブレーキのオーバーホールパーツの価格はおおよそ13,200円程度です。

 

ケンオート ブレーキオーバーホール作業工賃 NA/NB全車 31,500円(税込)